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「羊をめぐる冒険」の翻訳(45)

「羊をめぐる冒険」の翻訳(45)

1 鼠の最初の手紙(2)

しかし僕の最大の欠陥は僕の欠陥が年を追うごとにどんどん大きくなっていくことにある。つまり体の中でにわとりを飼っているようなもんだ。にわとりが卵を産み、その卵がまたにわとりになり、そのにわとりがまた卵を産むんだ。そんな風にして、そんな欠陥を抱えこんだまま、人間は生きていけるんだろうか?もちろん生きていける。結局のところ、それが問題なんだね。

とにかく僕はやはり僕の住所を書かない。きっとその方が良いんだ。僕にとっても、君にとってもね。

おそらく我々は十九世紀のロシアにでも生まれるべきだったのかもしれない。僕がなんとか公爵で、君がなんとか伯爵で、二人で狩をしたり、決闘をしたり、恋のさやあてをしたり、形而上的な悩みを持ったり、黒海のほとりで夕焼けを見ながらビールを飲んだりするんだ。そして晩年には「なんとかの乱」に連座して二人でシベリアに流され、そこで死ぬんだ。こういうのって素敵だと思わないか?僕だって十九世紀に生まれていたら、もっと立派な小説が書けたと思うんだ。ドストエフスキーとまではいかなくても、きっとそこそこの二流にはなれたよ。君はどうしていただろうね。君はずっとただのなんとか伯爵だったかもしれない。ただのなんとか伯爵というのも悪くないな。なんとなく十九世紀的だものな。

でもまあ、もう止そう。二十世紀に戻ろう。





  我最大的缺陷就是,随着年龄的增长其缺陷在逐渐地扩大。就像在自己的身体内养育着小鸡那样。鸡下蛋,那蛋又变成鸡,而那鸡又接着下蛋。就像是那种模式那样,人们就始终抱有那种缺陷生存下去?当然就那样生存下去了。到最后那当然就是问题了。

  总之,我还是没有写我的住所。这肯定是一种上策,无论是对我还是对你。

  也许我们出生在十九世纪的俄罗斯。我就是一位什么公爵,你可能就是一位什么伯爵,两人狩猎、决斗、为爱情而争风吃醋、拥有形而上学的烦恼、在黑海岸边看着夕阳边喝啤酒。到了晚年因为牵连到“什么乱世”两人被流放到西伯利亚,最后死在那里。没有想过那么漂亮的事吗?如果我真能出生在十九世纪的话,肯定能写出更漂亮的小说。即使达不到Dostoevskiy那样高的水平,肯定能达到相当二流的水平。你会是什么样的人物呢?你肯定也只是保持个伯爵罢了。当个伯爵就相当不错了,那可是在十九世纪了。

  算了,到此为止吧。还是回到二十世纪吧。

老鼠所来的信,胡言乱语,撤不到边。主人公读起来会是什么感想?
老鼠所来的信,胡言乱语,撤不到边。主人公读起来会是什么感想?
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