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《南十字星》原文及汉语翻译

发表于 昨天 11:26

《南十字星》原文及汉语翻译

本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-8 11:27 编辑

]最近刚看完赤川次郎的小说《南十字星》,在网上搜索了下,发现还没有关于这本书的译文,遂献丑,自己翻译了一下。由于水平有限,希望广大网友在阅读原文后能给予我指正。不胜感激。

发表于 昨天 11:29


1.走り出す美女

カチッという音が聞こえた。

万年筆のキャップをはめた音だったらしい。その若い女性は、細身の赤い万年筆を、静かにテーブルにおくところだった。

そして、そっとため息をついたのだ。

「いいなあ.....」と、その女性を眺めていた奈々子もため息をついた。

「何が?」カウンターの中でコーヒーカップを洗っていた店のマスターが、奈々子のため息を聞きつけて、訊いた。

「え?ああ、あの窓際の女性」

「美人だね」と、マスターは見もせずに言う。
译文:1开始行动的美女

喀的一声传来,好像是钢笔笔帽扣上的声音。女人刚刚将红色的细钢笔静静的放在桌子上。

然后,轻轻的叹了口气。

“真不错啊”正在观望美女的奈奈子也叹了口气。

“什么不错?”正在柜台中洗咖啡杯的老板听见奈奈子的叹息问到。

“啊?哦,那个窗边的女人。”

“美女吧。”老板看也没看的说到。
「へえ、ちゃんと分かてんだ」

「もちろん。店に入って来た時から気が付いてるよ」

もう五十がらみで、大分髪の白くなりかけたマスターは、この店を開いて二十年近い。客が入って来たのを気付かないなんてことはないのだろう。

「ああいう美人がため息をつくと、風情があっていいわね」

「奈々ちゃんだって、悪くないよ、消化不良みたいで」

「澄まして残酷なこというだから、二十歳のうら若き乙女に」と、奈々子はマスターをにらんでやった。

まあ、浅田奈々子自身も、自分がため息の似合うような繊細さ感じさせるタイプでないことは承知している。丸顔、どっちかという少し下ぶくれのふくよかな顔、そして方の張った、かっしりした体格。

でも、こうしてジーパンはいて、大きなエプロンをして立ち働くには、誰にも負けないくらい向いているのだ!

「ーすみません」

窓際の女性が、囁くような声で言った。

こんな小さな喫茶店だから聞こえるけどね、もって広くて、BGMをガンガン流している店だったら、とてもその声はカウンターまで届かないだろう。
译文:

“诶,你都知道?”

“当然,进店的时候就注意上了。”

已经快要50岁,大部分头发变白的老板,经营这个店差不多20年了。

不可能客人进来了都不察觉吧。

“正如所说,那美人的叹息真有一种风情呢。”

“就是奈奈子也不差啊,不过有点像消化不良。”

“不要装模作样的对才20岁的少女说那种刻薄的话!”奈奈子瞪了老板一眼。

当然,奈奈子自己也知道,自己不是那种适合纤细叹息的类型。圆脸,要说哪就是下半部还比较丰满的脸型。而且,伸展肩膀,是种健壮的体型。

但是,这样穿着牛仔库,带着大围裙努力工作,是不会输给任何人的。

“打扰下。”窗边的那位美女,低声的说了一句。

这么小的声音,虽然能够听到,但是再宽敞一点,播放音乐的环境下,这种声音怎么也传不到柜台那边去吧。

发表于 昨天 11:31


一本书也不少东西,打起来也比较费劲,一天就更新点吧,有问题的提出来,感激不禁哦

发表于 昨天 11:42


支持一下  加油

发表于 昨天 13:46


楼主加油。

提个小小意见。文字不要粗体,行距也别太大,现在这样看有点累啊。

发表于 昨天 15:55


回复 reiuka2 的帖子

啊,明白了。

发表于 8 小时前


本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-9 13:47 编辑

「はい」
奈々子は盆を手に、急いでそのテーブルへと飛んで行った。
「あの紅茶をもう一杯。それと、糊はありますか?」
「のり...。あ、くっつける糊ね」
まさか喫茶店で海苔を注文する人もないだろう。
「封筒に封をするだけですから」
「じゃ、何か持ってきます」
奈々子は、空になったティーカップを盆にのせて、さげて戻った。
「--これ、使ってもらって」
と、マスターがレジの下から、スティック式の糊を出す。
「はい、それと紅茶一つ」
「何か頼まなきゃ悪いと思ってるんだね」
と、マスターは低い声で言った。
そう、奈々子もたぶんそうだろうと察していた。本当は、飲みたいわけじゃないのだろうが。
糊を持って行くと、その女性は、白い封筒に、さっきまで書いていた手紙をたたんで納め、糊づけしてきちんと封をした。

译文:
“好的。”
奈奈子拿起托盘,急忙跑到餐桌旁。
“嗯,再来一杯红茶,还有,有浆糊吗?”
“のり。。。啊,粘东西的浆糊啊。”
可能是店里没有没有点海苔的人吧。(日语中海苔和浆糊同音)
“只是用来封信封口。”
“好,我这就去拿来。”
奈奈子把已经空了的茶杯放在托盘里,端着走了回去。
“用这个吧。”
老板说着从收款机下拿出棒式胶水。
“来了,一杯红茶。”
“不点些东西觉得不好意思吧。”老板低声说了一句。
是啊,奈奈子大概也觉察到,其实,美女可能并不是想要红茶。
美女把胶水拿回去,把直到刚才还在写的信纸叠好,放在白色信封里,最后用胶水牢牢封好口。

发表于 8 小时前


本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-9 08:44 编辑

PS:納める 収める都是一样的读法,但意思不同,我想大概日本人写的不那么严谨。在这里应该是 収める,意思是收在信封里的意思。

发表于 7 小时前


这句话翻错了啊。

「何か頼まなきゃ悪いと思ってるんだね」と、マスターは低い声で言った。
“让你办点什么事都办不好。”老板低声说了一句。

“她是觉得不点些什么不太好吧。”老板低声说了一句。

发表于 5 小时前


本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-9 16:16 编辑

「どうもありがとう」
と、糊を返してくれるのを受け取って、奈々子は、その封筒の差出人が<美貴>となっているのを見た。
美貴か。-こういう女性にはぴったりね。私、美貴なんて名じゃなくて、良かった。
二十四、五歳だろか。真直ぐに背筋を伸ばして座っているところが、いかにもしつけのいいお嬢様って感じた。でも、左手の薬指にはリングが光っている。
まぶしげに、外を眺める彼女の横顔は、でも、どこか寂しげだった。
窓の下は、渋谷の雑踏。平日の昼間に、どこからこんなに大勢の人が出て来るのかと、毎日ここへ通って来る奈々子だって不思議になるくらいだ。それもどう見ても高校生とか、せいぜい短大生くらいの若い女の子たち....。
こういう場所には、この<美貴>という女性はあまりそぐわない感じだった。
「奈々ちゃん。紅茶」
とマスターに呼ばれて、奈々子は急いでカウンターへ戻る。
するとーその窓際の女性が、立ち上って、薄いコートとバックを手に、やって来た。
「すみません。もう時間がないので。その紅茶の分、お払いしていきますわ。」
「いや、これは結構ですよ」
とマスターが言った。「こっちで飲んじゃいますから。どうせ息抜きの時間ですし」
「でも、それじゃ申し訳ありませんから」
「いいんです」
と奈々子が言った。「私、飲んじゃおう」
さっさとカップを取って、一口飲んで、熱いので、目を白黒させた。
「すみません。じゃ、一杯分だけ...」
と、代金払う。
「-去年の秋ごろ、おいででしたね。」
と、マスターがおつりをでしながら言った。
「ええ、ご存知?」
「何となく憶えていて。確かお二人でー」
「夫です」
とその女性は言った。「でもあの時はまだ婚約中でした」
「そうですか。何だか、式場のパンフレットをご覧になっていたような」
「ええ、そうでした。-あの時は、式の十日前ぐらいだったかしら」
その女性の顔に、ふと捕微笑が浮かんだ。
「この前を歩いていて、私、このお店の名前がすきで、入ろうって言ったんです」译文:
“谢谢。”
接过送还回来的胶水,奈奈子还看见那个信封上的发信人的名字叫做美贵。
叫美贵吗?——和这位美女还真相配呢。我不叫这个名字太对了。
她大概24.5岁吧。笔直的坐着,完全是一个有教养的大小姐的感觉。但是,左手的无名指上的戒指却闪耀着。
她向外遥望着,有些耀眼的她的侧脸却能看出一丝寂寞。
窗下是涉谷的熙攘吵杂。平日的白天里,不知从哪过来的一大票这样的人。每天都从这里走过的奈奈子也感觉到不可思议。而且,无论怎么看都是高中生,顶多是短大的女学生们。
这种场所对于叫美贵这样的女性来说感觉不太相称。
“奈奈子,红茶。”
被老板一叫,奈奈子急忙回到吧台。
那个窗边的女性站起身,把薄薄的衣服和包拿在手里,走了过来。
“不好意思,已经没时间了,结完红茶的钱后我就走了。”说着打开了包。
“不,不用了。”
老板说。“我们来喝完,反正是休息时间.”
“但是,真的很抱歉。”
“没关系。”奈奈子说道。“我喝了吧。”
奈奈子快速拿起杯子,一饮而尽。因为茶热的原因,烫的直翻白眼。
“那不好意思了,这是一杯的钱。”说着付了钱。
“去年秋天您来过吧。”
老板一边找零一边说。
“诶,您知道?”
“无意中还记得些。那时应该是2个人来的。”
“和我的丈夫。”
那个女人说。“不过那时还是在婚约中。”
“这样啊,你好像在看婚礼殿堂的小册子。”
“啊,对啊。-——那时是好像是婚礼前的十天左右。”
这个女人的脸上突然洋溢起微笑。“在这酒吧前散步,很喜欢这个酒吧的名字,就说进来看看吧。”
《南十字星》原文及汉语翻译