天声人语 20120509 谈谈法国大选
谈谈法国大选2012-5-9
この半世紀、フランスの大統領はドゴールから6人でつないできた。その間、米国大統領は10人、日本の首相は25人を数える。在任期間がすべてではないが、フランソワ・オランド氏を待つ地位はそれなりに重い。
这半个世纪以来,从戴高乐总统起,法国总统一共有6位。同一期间,美国总统是10位,而日本首相则多达25人。尽管不能说任期长影响力就一定大,但弗朗索瓦-奥朗德将要登上的这个宝座,分量还是相当沉重的。
6年前、仏社会党の夏季研修をのぞいた。女性党員の求めでサインに応じるオランド氏。勢いよく隣に座った彼女の尻の下で、氏が党首演説に用いた書類が悲鳴を上げている。それをさりげなく抜き取るしぐさがまた、好人物なのだ。
让我们的镜头回放一下6年前法国社会党的暑期研修。当时,奥朗德正应一位女党员的要求给她签名。那位女党员一屁股坐上他身旁的椅子,正好坐在他呆会要做党首演讲时用的稿件上。奥朗德若无其事地把稿件抽出,这个表现显示出他是个很有修养的人。
最大野党を長く率いた実力者だが、「いずれは」と思わせるオーラは薄かった。彼で勝てたのだから、華のある候補なら圧勝したかもしれない。サルコジ大統領の緊縮路線は、かくも不評だった。
奥朗德是长期担任最大在野党党首的实力派,但他并非具有“众望所归”的气势。他之所以赢得大选,也许是只要有稍微出彩的候选人就肯定大获全胜,因为萨尔科奇的紧缩路线太不得民心了。
欧州の主要政党は、いずれも欧州連合(EU)の味方である。野党の時は大衆迎合的でも、政権につくと「欧州の与党」として財政を絞り、国民の支持が離れる。オランド氏も、ドイツを筆頭にEU各国、市場、世論の顔色をうかがいながら、綱渡りを強いられよう。
欧洲的主要政党全都是支持欧盟的。即使是在野时迎合民众,获取政权后都会变成“欧洲执政党”而收紧财政,从而失去国民的支持。奥朗德想必也不得不一边看以德国为首的欧盟各国、市场、民意的脸色,一边在钢丝绳上行走。
フランスで、ギリシャで、EUの統治やユーロに背を向ける左右の両極が伸びた。失業に福祉後退と、グローバル化による国内の矛盾が深まり、民意の動揺を大政党が受け止めきれなくなっている。
在法国,在希腊,反对欧盟统治和欧元的左右两极的势力在增长。失业率上升、社会福利削减以及全球化带来的国内矛盾的加深,大政党已经无法完全掌控民意的动荡。
財政難、限られた政策メニュー、大政党の不人気、懲らしめの投票、ポピュリズム台頭……。欧州の混迷に学ぶべきは多い、というより、彼我のなんと似ていることか。ただし、オランド氏には最短5年、絶大な権力が与えられる。
财政困难、诸多限制的政策选项、大政党不受欢迎、惩罚性投票、民粹主义的抬头……。我们应该从欧洲的混乱里多多吸取教训。哦不,应该说日本的情况跟欧洲太相似了。然而,奥朗德至少有5年,被授予极大的权力。
楼主翻译政治色彩的文章,确实很"正点",让人想起来公务员的口吻
楼主翻的相当精彩,不过有一处和楼主理解不同,提出一下下!
彼で勝てたのだから、華のある候補なら圧勝したかもしれない。
他之所以赢得大选,也许是只要有稍微出彩的候选人就肯定大获全胜
⇒他就能赢得大选,(比他更)有名气的候选人的话,说不定能取得压倒性的胜利。
以上,个人愚见。
连他都能赢得大选,那么如果更是稍微出彩一点的候选人的话肯定会以大比分胜出。